10歳までのお子さんを育てるときに、大切だと思うことをお話しします。
ママが子供のことを考えれば考えるほど、知育や幼児教育についての知識が増えていきます。「あれもさせたい」「これもさせたい」と思って情報過多になってしまうと、結局何が正解かわからなくなります。ただ闇雲に情報収集していても、ママの焦りを増やすばかりです。
子育てにおいて本当に大切なことは、遊びや生活の中で学ぶことが出来るんですよね。
今回は、子供を伸ばす上で重要なことを10項目、お伝えしていきます。基本的なことばかりですが、振り返ってみると意外とできていないことに気づくと思います。
正解が何かわからなくなってしまった時は、ぜひこの10項目を意識してみてください。
子育てで大事な10項目
1、絵本にたくさん触れる
このブログでも何度もお伝えしていますが、本は学びの基礎です。そして本が好きになっておくことが、これからの子供の人生においてとても大事なことです。
この時期に絵本に触れる機会が少なかった子供が、成長してから自分で本を読むようになることはほとんどありません。
2、外に連れ出す
運動は体力作りだけでなく、脳を育てます。脳が育つから勉強もできるようになります。
幼児期のうちはとにかく外に出て、五感を刺激するようにしましょう。興味を持ったものを、自由にやらせてあげる経験が、これからの学習に大きく影響を与えます。
3、お手伝いをしてもらう
料理・洗濯・掃除・兄弟のお世話など、ママのお手伝いを毎日少しでも良いのでやらせてあげましょう。家事に興味を持つことは、自立への第一歩にもつながります。また「誰かのためになる」という経験が自己肯定感を育てます。
4、一緒にゲームをする
このゲームはテレビゲームではなく、ボードゲームやカードゲームのことです。家族や友達とコミュニケーションをとりながら頭を使うことで、地頭の良さを育てることができます。
5、自由な時間を作る
幼児期のうちから習い事をたくさんしている子供も多かったり、ママが働いている家庭では「誰にも邪魔されず自由に過ごす」時間が少ないように感じます。
子供が自分の自由に遊んでいる途中で「もう出発するよ」「早く寝るよ」などと声を掛けてしまうと、子供の発想を奪ってしまう危険があります。
日々のスケジュールを詰めすぎないように注意し、難しい場合は休日だけでも子供の自由に過ごせる時間を作ってあげるようにしましょう!
6、家族以外の人と交流する
子供の成長には、たくさんの刺激と新しい体験が大切です。
集団生活の経験や、家族以外の大人との交流の場が、子供にとっては刺激になります。
パパの同僚、ママの友達との集まりの場に連れて行く、または近所の家族とお出かけに行くなど、積極的に他者との関わりを増やしてあげましょう。
7、手や口を出しすぎない
子供のことを思って口を出してしまう、先回りしてつい手を出してしまうことが日々たくさんあると思います。
本当に危険なこと以外は、子供のやることを見守ってあげましょう。
その分失敗することも増えますが、その失敗の経験が子供を強くしていきます!
8、子供の話に耳を傾ける
家事や育児に追われていると、子供の話にしっかりと耳を傾けられていないことが多いです。
「ママ見て」「ちょっと来て」と言われても、空返事をしていることはありませんか?もちろん一日中付きっきりで話を聞いてあげることは難しいですが、「子供主体の時間」と時間を決めてしっかり向き合う時間を確保しましょう!
9、子供に選ばせる
小さなことで構いませんので、子供に選択の機会をたくさん与えてあげましょう。
今日の夜ご飯、着替え、週末の出かける場所、なんでも良いので意見を聞いて、その意見を尊重してあげてください。
その経験の積み重ねが、「自分で決めて行動する」子に育ちます。
10、ママが自分の時間を大切にする
ママの自由な時間は独身と比べるとどうしても少なくなります。
でも、子供は親の姿を見て成長していることを忘れないでください!
自分のやりたいこと、仕事、趣味、好きなものに熱中している姿は子供に遠慮せず、どんどん見せていきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
幼児期のうちは問題が解けなくても、一生懸命に知育をやらなくても、この10項目が実践できていれば、子供はしっかり成長していきます。
銃砲が多すぎて「子供にとってどんな教育が必要なんだろう?」とわからなくなってしまった時は、ぜひ基本的なことに立ち返ってみてください。
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