繊細・敏感な子はHSC(Highly Sensitive Child)とも呼ばれます。5人に1人ほどの子供に見られる特性だと言われています。
特にママ自身にそのような気質がない場合、関わり方に苦慮することも多いのではないでしょうか?
私の子供も、この5人のうちの1人に当てはまるかは分かりませんが、とても繊細な気質があると感じています。
ママと同時に、子供本人もしんどさを感じている時があるはずです。
特にまだ小さい子供の場合は、五感で感じた不快な気持ちを、うまく言葉で表現できないことが多いでしょう。
そんなHSCの気質のあることの関わる際に、気をつけたいポイントをまとめました!
HSCの子との関わり方
①家ではスキンシップをたくさんとる
HSCの子にとって、外に出るとたくさんの刺激があり、家ではわがままになったり癇癪を起こす子もいます。そんな時は、「外では頑張っているんだな」と思って、受け止めてあげてください。
お家でしっかりと充電ができれば、また外で頑張る活力になります。
②「できた」という経験を積み重ねる
HSCの子は、物事を深く考えて行動する特徴があります。
他の子がすぐにできてしまうことも、勇気が出ずなかなか挑戦できない場面もあるでしょう。
子供にとって「出来た」という経験を増やすことで何事にも「自分もできるかも」「意外に悪くない」という感覚を持てるようになります。
③事前に予定を伝えておく
HSCの子にとって「予期せぬ出来事」はとてもストレスを感じやすいです。
今日の1日の予定は事前にしっかりと伝えておきましょう。
また、子供にとっての大きなイベントがあるときには数日前から伝えておくことで、子供も心の準備が出来ます。
④ママが不安な気持ちにならない
繊細さんは、人の気持ちを察するのが上手です。特にママの気持ちには敏感で、共感しやすいです。「今日は初めての場所で大丈夫かな?」とママが不安に思っていると、その感情は必ず子供に伝わり、伝染します。ママ自身が常に前向きな気持ちでいることが大事です!
⑤やりたいと言ったことはやらせよう
敏感さというのは、短所ではなく、長所であると捉えてあげてください!
「良い環境に置かれた場合には、他の子よりもプラスに作用する」と提唱した人間発達学の専門家もいます。
物事を深く考えることができ、五感からの刺激への敏感さゆえ、熱中できるものができたら習い事などでも良い結果を出すことができます!
⑥感じたことを受け止めてあげる
「変な匂いがするね」
「いつもと音が違うね」
「チクチクするね」
などの発言をしますが、ママにはわからないことがあります。
我が子は五感がとても敏感なので、私もこの経験をたくさんしました。そのような時は否定せず「そうなんだね」の一言で大丈夫です。
自分の感覚を認めてもらえたという気持ちが、安心感に繋がります。
まとめ
HSCの子を育てていると、その感覚をママが理解できず悩むことも多いと思います。
また子供自身も、苦労していることがあるということを忘れないであげてください。
大変なことも多いですが、良い面もたくさんあります。
繊細な気持ちは長所だと思って受け止めてあげることで、子供の良さを伸ばしてあげましょう!
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