幼児期のうちに意識して欲しいことは
「勉強を得意にしよう!」
ではなくて
「勉強を好きな子にしよう!」
という気持ちで子供に関わっていると、頭の良い子に育ちます。
小学校に入ってから困らないようにと
幼児期のうちに先取り学習をやらせて、勉強を苦痛に思ってしまうのでは本末転倒です。
それよりも「新しいことを学ぶことは楽しい」と感じている子は
小学校に入ってから、さらには大人になってからも自ら学び続けることが出来ます。
幼児期は勉強を先生に教わる機会も少ないので、
勉強が好きになるかどうかは、親の関わり方次第です!
将来、勉強を意欲的に取り組めるように
今のうちから「学ぶことが楽しい」と思える声かけをしていきましょう。
勉強好きな子にするためには今何ができる?
①実体験を大切にする
勉強をさせようと思うと、ワークやプリントを思い浮かべるでしょう。
しかし幼児期に大切なのはプリントでの理解よりも、実体験の積み重ねです。
足し算や引き算はプリントから始めるのではなく、
具体物を使って説明してあげることが大切です。
ビーズやお菓子、鉛筆など身近にあるもの何でも良いです。
ひらがなや漢字も、ただ書いて覚えるのではなく
・好きな絵本の中に出てくる字を読んでみる
・カルタ遊びをする
など遊びやゲームの中に取り入れてしまいましょう。
ただ文字を書いていても、子供が「楽しさ」を感じることが出来ません。
実体験で興味を持たせてから、プリント学習に入ることで
学ぶことの意味を見出すことが出来ます。
②小さな成功体験をたくさん作る
子供が勉強を好きになるためには
「わかった!」と感じる経験を積み重ねていくことが必要です。
これには、子供がどのレベルまで理解しているのかを
親がしっかりと把握しておく必要があります。
子供のレベルより簡単すぎる問題を出してもつまらないでしょう。
子供が少し頭を使う問題を出して、
「わかった!」「できた!」と上手に経験させてあげることが大事です。
勉強好きな子を育てたママは、いつも子供のレベルをちゃんと把握しています。
③強制はしない
「やらされている」と感じると、子供はやる気を失くします。
幼児期のうちは、勉強も知育も、子供がやりたいと思うタイミングで取り組みましょう。
まずは得意にすることよりも、「好き」にすることが大切です。
また横に座って口を出してしまうことは、なるべく控えます。
問題を間違えたり、つまづいているとどうしても親は口を出したくなってしまうもの。
子供が助けて欲しいと思った時には、すぐに手助けできるよう見守ることが一番のサポートです。
④子供の理解が深まる問いかけをする
・こうしてみると、どうなるかな?
・これはどうやって問いたの?
・これとこれは何が違う?
などの質問をすることで、子供は自ら考える習慣がつきます。
勉強好きな子のママは、この質問力が高いです。
⑤ママ自身が勉強する
子供に「勉強しなさい!」というよりも
ママが勉強したり本を読む姿を見せる方が子供の意欲につながります。
親に読書習慣がある家庭は、子供も本を好きになるという研究結果があります。
もちろん家事や仕事に、ママはそれだけで忙しいですが
一日5分でも、ぜひ試してみてください!
まとめ
親の学歴が高いと、子供も頭が良いケースはたくさん見られます。
私の考えではありますが、それは遺伝ではなくて
親が子供に「勉強は楽しいもの」ということを
幼児期のうちから伝え続けている結果だと思います。
今回紹介した方法を実践して、幼児期のうちから
「勉強が楽しい!」と思える子供に育てていきましょう。
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