子育てしているママにとって、
子供が自分から動いてくれたらどんなに楽だろう」と思うことありますよね。
・自分から出かける準備をしてくれない・・
・片付けをなかなか始めない・・
・宿題はこちらが言うまでやらない・・
毎日こんな悩みと闘っているのではないでしょうか?
「早く」「~しなさい」が口癖になっていませんか?
そもそも子供は、先のことを考えることが難しいです。
今目の前に楽しいことがあれば、それに夢中になってしまうのは仕方のないこと。
そんなときにママのそのイライラを子供にぶつけながら、
「指示」を出してしまうと逆効果。
でも現実は先のスケジュールもあるし、やらなくてはいけないことがありますよね。。
今回紹介する声かけを実践することで、
ママのストレスを少しでも減らし、子供も快く動けるようになることを目指しましょう!
子供が動ける声かけ3選
1、具体性のある声かけ
普段お子さんにどんな声かけをしているでしょうか。
幼稚園に出発するときに
「もう行くよー早く準備してー」
という声かけでは、子供の動く動機付けにはならないのです。
もっと具体的に
と次の行動を言葉にしてみます。
大切なポイントは子供がワクワクする感覚を持たせること。
この「選ぶ」というキーワードがあるだけで
「靴下履きなさい」より行動への意欲が湧きますよね。
2、子供に主導権を与える
子供の行動を促したい時、主導権は一体誰が持っているのでしょうか?
子供に動いてほしいのであれば
こちらからの「指示」「命令」ではなく、子供に主導権を握らせます。
例えば、おもちゃを片付けるときに
など簡単な質問でもいいので、子供が自ら行動を「選ぶ」声かけをしていきます。
自分が選んだことであれば、「やらされている」という気持ちもなくなり
子供は動きやすくなります。
3、子供のやっていることに興味を持つ
大人にもあるように、子供にも自分のタイミングというものがあります。
何かに夢中になっていたり、作業の途中だったりすると、
すぐに受け入れられないのも当然です。
大人にだって
「このメールだけ返したいからちょっと待って・・」
「夕飯の支度だけ終わらせたい・・」
というように自分のキリが良いタイミングがありますよね。
なるべく子供のタイミングを待ってあげたいところですが、
いつまで経っても「もう少し」と返事が返ってくることもあります。
そんなときは
と楽しそうに質問してみましょう!
今子供が夢中になっていることに興味を持ってみます。
きっとママが興味を持ってくれたことに嬉しくなって説明してくれます。
テレビを見ているのであれば、一緒に隣で見てあげる。
ブロックで遊んでいるのであれば、完成するまで一緒に待つ。
こうやって子供の何かを伝えたい時には、
子供と同じ目線で同じ気持ちになることが効果的です!
まとめ
最後に大切なことをお話しします。
今回の例に挙げた声かけを試してみて
「子供が動いたか」という結果を気にしすぎるのは危険です。
先に伝えたように、子供を思う通りに動かすのはとても難しいことです。
なぜなら子供は「自分が今やりたいこと」があるから。
子供がいつも大人の期待通りに動いてくれるようになってしまったらどうでしょう?
成長したときに、親の助言がないと動けなくなってしまい、
そもそも自分のやりたいことを見つけられない大人になってしまう可能性があります。
それを考えると、親の指示に従わずに自分の世界に夢中になれる子供にも
すでにしっかりと主体性が備わっているのではないでしょうか。
大事なことは、
「ママも子供もストレスを抱えずに、やるべきことをやれるか?」
そのために、ママの言葉かけのバリエーションをたくさん持っておきましょう。
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